日本酒は米を発酵させて造るお酒です。具体的には麹(こうじ)の働きで米のデンプンを糖分に変え、酵母の働きでその糖分をアルコールに変えてお酒ができあがります。 お米がどのようにしてお酒に変化していくのか、その複雑な製造工程を分かりやすく紹介していきます。 日本酒の飲み方は冷酒や燗酒だけではありません。洋酒のようにカクテルベースにしてカクテルとして作っても、また趣きが変わって違う日本酒の美味しさを楽しめます。それを家でも作れたら最高ですね。そんな家でも作れる美味しい日本酒のカクテルとレシピをご紹介します。 Copyright (C) COCOROMIRU, INC. All rights Reserved. 日本酒って日本の伝統的なお酒にも関わらず、その作り方を詳しく知っている方は意外と少ないですよね。 それは日本酒の醸造方法が複雑で、わかりにくいからです。 しかし、日本酒は、他のお酒の作り方にはない、日本酒独自の方法で作られているんです! 火入れ11. もろみづくり8. 古き文化を大事にし、新しい歴史を築いていくプロジェクトです 米麹の酵素を使って米に含まれている”でんぷん”を糖に変え、その糖分をアルコールに変えて炭酸ガスを発生させる 「アルコール発酵」 によって日本酒が作られます。 加水かすいこのような流れで、日本酒は手間と時間をかけて造られます。では、各工程ごとにご説明いたしましょう。, 玄米の表面を削って白米にすること。酒米の雑味が出やすい表面を削ってデンプン質に近い中心部分を残します。, 精米した時に残った白米の割合を精米歩合せいまいぶあいと呼びます。酒造りの場合は、70%以下の精米歩合で削ることが多く、造る日本酒の種類により精米歩合を調整します。米を磨いた方が軽やかですっきりした味わいになりますが、あえて米本来の味を残すため精米歩合を低くする場合もあります。精米歩合40%の場合、割れないように磨くため3日程度かかるとされます。, 室町時代の精米は人力だったため精米歩合は95%程度が限界だったとか。江戸時代に水車を使った精米が登場し、75%程度まで精米できるようになりました。昭和初期に精米機が開発され、精米が飛躍的に発展し、今では精米歩合10%のお酒も登場しています。, 【洗米】白米の表面の糠ぬかを洗って落とすことで、米が傷んだり割れたりしないよう細心の注意をはらって洗います。【浸漬】お米を蒸すために必要な水分を浸透させます。浸漬の時間は精米歩合や品種によって違いますが、米に対して約30%の水分を吸わせるのが一般的です。, 精米後の米は水の吸収スピードが速いため、洗米も浸漬も水温などを見ながら秒単位で計測しながら行ないます。, 浸漬した米を1時間程度蒸します。米を加熱することでデンプンを糖に変化しやすくするためです。蒸した米は放冷機または自然の冷気で冷やして適度な硬さにします。できた蒸し米は、麹作り、酒母作り、もろみの仕込みの3つに使われます。, 蒸す時間もお米の状態や気候などによって変わってきます。理想は外が硬く、中が柔らかくふっくらとした「外硬内軟がいこうないなん」。外を硬くしてお米が液状になるのを防ぎ、同時に内部に麹菌を浸透しやすくした状態です。蒸し上がりのベストタイミングは、ふわりと香ばしい香りが立ち上った瞬間とされています。, アルコールはブドウ糖を分解して作られますが、米にはブドウ糖が含まれていません。そのため、まず米に含まれるデンプンを分解してブドウ糖に変える必要があります。これはご飯を例にするとイメージしやすいでしょう。ご飯を口の中で噛み続けると甘みを感じてくるのは、唾液の酵素がデンプンを糖分に転換しているからです。お酒造りでは、この糖化の役割を果たすのは麹です。麹は穀類にカビを増殖させたもので、日本酒には米麹を使います。蒸し米を約30度の室温と適度な湿度に保った麹室こうじむろに入れ、種麹たねこうじと呼ばれる麹菌をふりかけて種付けをします。麹菌をよく増殖させるために、蒸し米を小分けにして置いたり、混ぜたりといった作業を2~3日繰り返します。麹菌が米の中へ菌糸を伸ばしますが、菌糸が蒸米の表面全体を覆ったものを「総破精型そうはぜがた」、まだらなものを「突破精型つきはぜがた」と呼びます。前者は主に純米酒、後者は主に吟醸酒に使われます。麹を噛んでみると甘味があります。麹は仕込みと酒母用に使われます。, 麹は糖化を促す重要な役割を果たします。そのため日本酒造りは「一に麹、二に酛、三に造り」と呼ばれるほど麹造りが重要です。また、麹菌が育つ過程で、様々な成分を麹の中に蓄え、それが後に酒のうまみ成分にもつながります。, ブドウ糖を分解してアルコールと炭酸ガスを作り出す(アルコール発酵)働きをするのが酵母。この酵母を大量に増やしたものが酒母です。麹米、蒸米、水、種となる酵母を入れて酵母菌を増やしますが、この時、酵母菌以外の雑菌も入り込んでしまいます。そこで酵母以外の雑菌を取り除き、酵母を繁殖しやすくする環境に必要なのが乳酸菌からできる乳酸です。雑菌が酸に弱いのに対し、酵母菌は酸に強い性質があるため、乳酸を投入することで雑菌のみを除去できるというわけです。この乳酸の加え方によって酒母造りは3つの製法があります。人工的に乳酸を加える速醸酛そくじょうもと※1造りと、自然界の乳酸菌を取り入れる生酛きもと系※2に分かれます。生酛系はさらに生酛と山廃酛やまはいもと※3があります。速醸系は約2週間、生酛系は約1ヶ月かかります。※1速醸:人工的に乳酸を投入して酵母を増やします。明治時代末期に確立され、早く安定してできることから今ではほとんどの蔵がこの手法を採用しています。香りがあり、すっきりした味になります。※2生酛:昔は人工の乳酸がなかったため、桶に水、蒸米、麹を入れ、櫂かいでこれらの材料をすりつぶしながら自然界の乳酸菌を取り込んでいました。この作業を山おろしといい、大変な重労働です。このように手間と時間がかかる上に自然相手のため安定して大量に生産することが難しく、現在、生酛造りをしている酒蔵は多くありません。しかし昔の伝統や酒本来の味を求めて復活させる蔵元も少しずつ増えています。山おろしも含めて昔ながらの人力で行っているところも多いようですが、温度を自動で管理、または専用のドリルを使うなど機械化を進めて、生酛造りに注力している酒蔵もあるようです。酸が強く、米のうまみとともにしっかりした味。※3山廃酛:山おろしは行なわず、投入方法などを変えて櫂でまぜて自然の乳酸菌を取り込みます。酸が効いて味が農厚。, 生酛造りは天然の乳酸菌を取り込み増やす工程からはじめます。山おろしをした後、温度を6度前後と低く保つことで、低温に強い乳酸菌のみ活性化させます。その後に温度を上げても、桶中は酸性が強くなっているため、雑菌は淘汰され、酸に強い酵母だけが生き残ります。さらに糖化が進むと乳酸自体も死滅してしまいます。こうして微生物の中で酵母だけが残っていきます。, 酒母の完成により、酒造りに必要な材料が揃いました。次は、これらの材料を使っていよいよ酒を造ります。まずは酒の元となるもろみを発酵させる仕込みです。もろみとは酒母と麹、蒸米、水を使って仕込み、アルコール発酵させたものです。酒母と麹、蒸米、水を入れると、タンク(仕込み桶)の中では、自然の営みにより約1ヶ月間に次のような変化が起きます。1. 精米とは、玄米を白米にする作業のことをいいます。 みなさんは、日本酒を飲みますか。日本酒は作り方から味まですごく細かく繊細に決められています。そんな日本酒の世界はすごく奥深く知れば知るほどハマりもっと知りたくなるほど魅力のある世界です。そんな日本酒の種類や作り方などを詳しく紹介しています。 『サムライ・ロック』の作り方(レシピ) サムライ・ロックの材料と、簡単なレシピをご紹介します。 材料(ロックグラス使用/1杯分) 日本酒 …45ml; ライム・ジュース …15ml; 日本酒は特に指定がないため、お好みの銘柄を用意しましょう。ライム・ジュースは市販品でも代用できますが、果汁を生絞りしたものがベストです。 今回は清涼感あふれる「みぞれ酒」の魅力や楽しみ方、作り方などをご紹介しましょう。, みぞれ酒とは日本酒を凍らせてシャリシャリのシャーベット状にしたものです。日本酒は通常-7℃から-10℃で凍ってしまいますが、ゆっくり静かに冷やすことで、凍るはずの温度でも液体の状態を保ちます。これを過冷却といいますが、この状態のお酒を冷やしたグラスに注ぐと、一気に氷結して、まるでシャーベットのようなみぞれ酒ができるのです。雪景色のように美しい見た目であることから、みぞれ酒と呼ばれているんですね。 実際に日本酒造りや、酒米の田植え体験ができるプログラムを募集している酒蔵もあります. 洗米せんまい3. ©Copyright2020 百済寺樽プロジェクト.All Rights Reserved. PR, recipe 上槽じょうそう(または搾り)9. Copyright © JUKKI Co., Ltd. All rights reserved. 「みぞれ酒」をご存じでしょうか?日本酒をシャーベット状に凍らせた新感覚の飲み方です。会席のコースなどに出てくることが多いのですが、実は自宅でも作ることができちゃうんです。そんな「みぞれ酒」の魅力や作り方についてご紹介します。 nhkあさイチでも話題になった『日本酒しゃぶしゃぶの作り方』をご紹介します。 日本酒を煮詰めたつゆを使ったしゃぶしゃぶで、酒造メーカーもおすすめしているレシピです。 アルコールも飛ぶのでお子さんでも食べられますよ。 加えるのがライムだ! じつはサムライ・ロックは作り方が超簡単なカクテル. 日本酒って日本の伝統的なお酒にも関わらず、その作り方を詳しく知っている方は意外と少ないですよね。, しかし、日本酒は、他のお酒の作り方にはない、日本酒独自の方法で作られているんです!日本酒の作り方を知れば、より一層日本酒を美味しく飲めるはず!, 日本酒初心者さんの為に図解で日本酒の作り方を紹介していきます。日本酒の作り方の基礎知識がこのページを読むだけで理解できますよ。, なぜ削るかと言うと、米の外側には脂質やタンパク質があり、それらが多いと雑味を感じるからです。, もしも、お米を削らずに日本酒を作ろうとすると、玄米と白米の違いと同じように、香りがきつくなったり、人によっては苦味を感じたりします。つまり独特の味わいになるのです。, これは「雑味」と言われており、繊細な味の日本酒にとって、一般的に必要ないものにないものです。, 日本酒はさらに雑味をなくすために、通常の白米よりも磨きをかけます。日本酒のラベルを見てみると、どれだけ削ってあるか書いてあるものがありますよ。, 「○%精米」のような表記を精米歩合といって、玄米に対して何%のお米になっているかを表しています。, 平たくいうと、精米歩合の数字が小さければ小さいほどたくさん磨いたということになります。白米は約90%精米なのに対し、日本酒は70%以上を削るのが一般的なことを考えると、日本酒がいかに味の繊細さを重視しているのかが分かります。, お米の奥深さを楽しんでもらうために、あえて精米せずに造られた日本酒もあるのですが、クセが強く、日本酒を極めた方向けです。たくさん磨かれた日本酒の方がスッキリとしていて、飲みやすいので、日本酒初心者さんは選び方の参考にしてみてください。, まとめると、日本酒は、雑味を感じるお米の外側の成分が、通常のご飯よりも味に反映されるため、白米よりさらに磨き、味を調節するということです。, 磨いたあとのお米は削りカスが付いているため、水で洗い流すのです。水に漬けるのは水分をお米に吸収させるためです。, 私たちが食べているご飯も、芯が残らないように一定時間水に浸してから炊飯しますよね。これと同じ理屈です。, 酒米の場合は、次の工程でお米を蒸すため、水分を吸収させます。ちなみに、吸水時間もご飯と比べると日本酒造りはもっと繊細です。, それだけでなく、美味しい日本酒造りのための最適な吸水時間は、常に一定ではない点も、日本酒造りの奥深いポイントです。気温が低ければ水はしみ込みにくくなりますし、酒米の品種によって水分の吸収できる量が違うのです。, つまり、その時々の気候・温度や、酒米の品種によって浸漬時間を秒単位で変えて、適量の水を吸収させていきます。, 蒸すことで、このあとの工程である「麹菌」の作用を受けやすくなります。「炊く」のではなく、「蒸す」のです。, 炊き立てのご飯を想像してください。ご飯を「炊く」とふっくらモチモチになりますよね。ご飯の場合はそれが美味しいのですが、日本酒づくりの場合は、モチモチと粘り気があると仕込む時に必要以上に米が溶けてしまって雑味が出てしまうのです。, そのため、炊くのではなく蒸すことで、日本酒づくりに必要な分のみの水分を含ませます。, 蒸すことで、ある程度固さを保ってくれるので、日本酒造りには蒸すのが最適なんですよ。, 麹室は35℃ほどに保温されていて、この中で蒸米を広げて麹菌をふりかけ、繁殖させていくのです。, 麹にはお米のデンプンをブドウ糖に変える役割があります。このブドウ糖がアルコール発酵することで、お酒になるのです。, 例えば、ワインの場合。原料のブドウの主な成分はブドウ糖です。ざっくりと言えば、ブドウ糖に水を入れて時間が経つとアルコール発酵します。, しかし、日本酒の原料であるお米の成分はデンプン。デンプンは水を加えるだけでは、アルコール発酵できないのです。なので、まずデンプンをブドウ糖に変える必要があります。, そうすることで酵母がたくさん増えるのです。酵母がたくさん増えたものを酒母といいます。, 酵母にはブドウ糖をアルコールに変える役割があり、酵母が大量になければ日本酒はできません。, 酵母とは微生物の一種。英語でいうと「イースト」。その名称の方が、馴染みがあるかもしれませんね。パンを膨らませる役割の「イースト菌」も酵母のひとつです。, このように、酵母をたくさん培養した酒母が、アルコールをつくっていくのです。「お酒の母」と書きますが、読んで字の如く「日本酒のもと」となります。, 酒母を大きなタンクに移し、麹・蒸米・水を3回に分けて加え、もろみを作ります。この作業を「三段仕込み」もしくは「仕込み」と呼びます。, なぜ分けて加えるかというと、全量を一気に入れ発酵させると、酵母菌の増殖が間に合わなくなるからです。, つまり2つの反応が同時に起こっているということです。この醸造方法は、他のお酒にはない日本酒独特の方法。, 約3週間から1カ月ほどじっくり発酵したものを「もろみ」といい、いよいよ日本酒の原型がこの段階で出来上がります。, 搾ることで、水分と固形物に分かれます。簡単に言うと、「日本酒」と「酒粕」に分けるということです。搾り方も酒蔵によって様々なんですよ。, この2つの方法がありますが、最近は後者の機械で搾る方法が主流になっています。搾る圧力によってもお酒の味わいが変わるので、これもまたいろんな酒蔵の個性が出る作業のひとつです。, 搾りの工程は大きな固まりと水分を分ける作業でしたが、この工程では水分に含まれている、分けきれなかった小さな固形物を取り除いていく作業を行うのです。, 濾過する前の日本酒は、米や酵母等の小さな固形物が残っていて、少し濁っていたり、シュワシュワと微発砲を感じられたりすることもあります。, この小さな固形物を濾過することで、クリアな日本酒に仕上がるのです。方法としては、最近ではフィルターを通して濾過するのが一般的。, 昔は活性炭を使用することが多かったのですが、旨味成分も多く取り除かれてしまうため、現在は主流ではありません。, 濾過してクリアになっても、目に見えない小さな酵母は日本酒に残っているのです。そのままだと酵母による発酵が進み、味が変化してしまいます。, また、火落菌(ひおちきん)という、日本酒を酸化させて臭みを帯びさせる乳酸菌が入ってしまっている可能性があるので、それを死滅させるためでもあります。, 「火入れ」という言葉から直接火にかけるような作業を連想してしまいますが、そうではなく、湯煎のような方法で60から65℃で低温殺菌をするのです。菌が死滅・失活し、美味しさは損なわない温度がミソ。, 貯蔵をせず出荷する「生酒」と呼ばれるお酒もありますが、一般的に流通している日本酒は貯蔵されたものです。, 同じタンクで作ったお酒でも生酒と貯蔵させたものを飲み比べると味に違いを感じます。それも日本酒のおもしろさのひとつなので、見かけたら飲み比べてみてくださいね。, この工程では、熟成したお酒を、別のタンクの日本酒と合わせたり、加水(割り水)したりします。, タンクの場所による気温差などが理由のひとつ。些細なことで発酵具合に微妙に差が出るようです。, この作業を調合と呼びます。このように、貯蔵した日本酒にブレンドしたり、加水したりして最終的な味を仕上げていくのです。, さあ、いよいよ瓶やパックに詰める最終工程です。簡単そうに見えて、実はこの作業も重要。最後まで気を抜けません。, さらに、異物が入っていないか1本1本検品。厳しい検品にクリアできたお酒のみが出荷されるのです。, 味は人によって感じ方は様々ですが、一般的にブドウ糖が多いと甘口、アルコールが多いと辛口と感じます。つまり、日本酒に含まれるブドウ糖とアルコールの比率が関係しているということです。, 日本酒は、仕込みの過程でお米(デンプン)→ブドウ糖→アルコールと変化していきます。ブドウ糖とアルコールの比率を表したものを「日本酒度」と呼ぶのです。 日本酒の裏ラベルに日本酒度が記載されているものがあるので、お酒を選ぶ時は見てみましょう。, マイナス表記はアルコールへの変化が少ない、プラス表記は多いという意味です。つまりマイナスの場合は甘口、プラスの場合は辛口と覚えておきましょう。, 日本酒の作り方によって甘口か辛口か変わるので、お好みの日本酒を見つける指標にしてみてくださいね。, これまで日本酒の作り方をご説明してきましたが、美味しい日本酒に欠かせない2つの条件があります。, この2つがとても大事です。 お米と水が良いものでないと、いくら腕のある人がお酒を造っても美味しい日本酒はできません。つまり、美味しい日本酒には、よい原材料も人の技術も揃っているということです。, お米の土づくりから考えると日本酒になるまでは早くても1年かかります。熟成させれば2年ほどです。たくさんの時間をかけてやっと私たちが口にできます。, 日本人は美味しいお酒を飲むために、労力と技術を磨いてきた歴史があり、日々技術をアップデートしていると思うと、じっくり味わわなければ作り手に申し訳ない気持ちになりますよね。, 毎年数えきれないほどの日本酒が世に出てきていると思うと、その数だけ作り手の努力と想いが存在するということなのです。, いろんなストーリーをもった日本酒があるので、飲むときはラベルやチラシ、ウェブサイトなどを見てみて、作られた背景も一緒に味わうと、より一層楽しめるのでオススメですよ。, いかがだったでしょうか。全部で12の工程を経て、日本酒は私たちの手元に届くわけです。読んでみると実際に見てみたくなった方もいらっしゃったかと思います。, 実際に日本酒造りや、酒米の田植え体験ができるプログラムを募集している酒蔵もありますので、気になる方は参加してみてはいかがでしょうか?, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 室町将軍に愛された銘酒「百済寺樽」の歴史を受け継ぎ、滋賀県百済寺地域にかつての賑わいを取り戻す為に活動中。 今や海外にも人気が広がる日本酒。今回は、日本酒造りの体験と併せて日本酒の伝統的な作り方を詳しく紹介していきます。, 日本酒は米・米麹・水を原料に作られます。米麹の酵素を使って米に含まれている”でんぷん”を糖に変え、その糖分をアルコールに変えて炭酸ガスを発生させる「アルコール発酵」によって日本酒が作られます。, また、日本酒は糖化とアルコール発酵を同時に行う珍しい方法で作られ、これによって高いアルコール度数を持つ醸造酒が作れるのです。, 日本酒を作る際の主な工程はまず、玄米から精米にして洗米を行います。その後、洗った米を水に浸して中心まで水を吸収させる「浸漬(しんし)」と呼ばれる作業を行います。, 次に、米を蒸す蒸米を行っていよいよ麹を作ります。そして醪(もろみ)を作り、発酵させて液体の澄んだ部分のみを濾過(ろか)し加熱していきます。, これらの工程が主な日本酒の製造過程です。では、次に日本酒の作り方について詳しく見ていきましょう。, 精米とは、玄米を白米にする作業のことをいいます。日本酒で使う米は、私たちが普段食べている白米よりも多く削っているため小さく丸い形になります。, 玄米の外側部分には、ビタミンやたんぱく質、脂質が多く含まれており中央にでんぷん質を含んでいます。このたんぱく質が酵母の働きを活性させて香りがあまり良くなかったり雑味を与えてしまうために、たんぱく質部分を削ってでんぷん質のみの米を使用します。, しかし、この作業は大変で50%まで削るのに約50時間必要となります。また、日本酒の種類で大吟醸や吟醸など様々なものがありますが、これらは精米の際に削った割合によって異なります。詳しくは以下を参考にしてください。, 日本酒における「洗米」とは、米の表面に残った糠(ぬか)や糖分など汚れを除去するだけでなく洗米時に水分も吸収するために、細心の注意を払って行わなければなりません。, 洗米が終わった後は、水に浸して米に水分を含ませていきます。米を水に浸す時間は、米の品種や成分などその米の特徴によって異なります。また、水温が低いほど吸水は遅く、高ければ速くなり、この浸漬によって米の品質が問われると言われるほど重要な作業になります。, そして、浸漬が終わった米を蒸していきます。この作業は蒸米と呼ばれ、酒屋などでは「蒸強」とも呼ばれるそうです。およそ112度の大量の蒸気を使って米を蒸しあげます。, 前の工程で水を吸わせることによって米の内側だけを柔らかくすることができます。日本酒製造で使う米は、麹を作るために外側が硬く内側が柔らかいものが良いのです。, この麹造りは酒作りで最も重要と言える作業になります。麹造りまたは「製麹(せいぎく)」とは、先ほど蒸した米にカビを繁殖させる作業です。, 麹菌は環境の変化に敏感なため、室内の温度や湿度などを気にしながら手でほぐし、一晩中つきっきりで作業しなければなりません。, 蒸した米を使う工程のもう一つが酒母造りになります。蒸米と水、麹、そして酵母を入れて作っていきます。酵母を培養し酒母ができるのですが、作成中に雑菌が入らぬように乳酸菌を用いて防ぎます。, この乳酸菌には、2つ種類があり、1つ目は蔵の中にいる自然的に発生した乳酸菌を取り込み培養したもの。2つ目は、醸造用の人工的なものです。, 酒母は、糖質をアルコールに変換する役割を持っています。この酒母がなければ日本酒はできないのです。. 日本酒の飲み方は冷酒や燗酒だけではありません。洋酒のようにカクテルベースにしてカクテルとして作っても、また趣きが変わって違う日本酒の美味しさを楽しめます。それを家でも作れたら最高ですね。そんな家でも作れる美味しい日本酒のカクテルとレシピをご紹介します。, 日本酒の飲み方は、冷酒から燗酒まで、温度帯での区別くらいしかないとお思いの方、実はそうではないということをご存知でしたか?洋酒にカクテルがあるように、それを日本酒に置き換えた日本酒カクテルが今ブームなのです。メニューにそういうラインナップを揃えたバーも増えていますし、きちんとしたオーセンティックなバーに行っても、バーテンダーに日本酒のカクテルを希望すれば、ちゃんとした知識があれば、いくつかは作ってくれます。味の方も、日本酒臭くてリキュールなどとバッティングするかと思うと、そういうこともなく、逆に日本酒のあっさりしたところとマッチして、これが意外に美味しいのです。バーに行かなくても、自宅で簡単に作れるレシピもたくさんあります。ここでは、そのような家でも作れる日本酒カクテルをレシピと一緒に10種類ご紹介します。, 日本酒と割りものの比率は1:1を基本にしましょう。日本酒をカクテルの全量の50%以上にしたほうが、全体の味に統一感が出て、日本酒カクテルらしい味に仕上がります。, リキュール類を入れるときにはティースプーン1杯を上限にしましょう。せっかく日本酒カクテルを作るのですから、やはり日本酒の味わいや香りが楽しめるほうが「らしい」感じがします。, カクテルというといろいろなルールやメソッドがあって難しそうなイメージがありますが、単純に潰した旬のフルーツと、日本酒とクラッシュドアイスでステアするだけで、季節感あふれる美味しいカクテルができます。いちごでも、桃でも、スイカでもなんでも行けます。, 日本酒の風味をベースにするカクテルですので、美味しい日本酒でなければ味わいは半減します。ですから、購入するときには最低720mlで1500円程度以上の、少し良いものを買いましょう。そして、種類としては吟醸酒や大吟醸酒は日本酒のうま味が出すぎるのでカクテルとしては避け、キレの良い本醸造酒や辛口の純米酒を選びましょう。, 「まずはビール!」の代わりにもなる爽やかなカクテルです。<材料>日本酒ソーダトニックウォータオレンジ<作り方>1.氷をグラスいっぱいに入れて日本酒を半分まで注ぐ2.トニックウォーターを残りの半分、さらにソーダでグラスいっぱいまで注ぐ3.炭酸が抜けないように軽くステアする4.オレンジを軽く絞る, 甘酸っぱいカシス、トニックウォーターの苦味、日本酒のまろやかさの黄金の3分割カクテルです。<材料>日本酒トニックウォーターカシスリキュールレモンスライス(飾り用・搾り入れない)<作り方>1.グラスに氷を満たす2.日本酒を半分まで入れ、同僚のトニックウォーターを足して軽くステア3.カシスリキュールをティスプーン1杯4.おしゃれにしたかったら、レモンスライスを飾る, ミストは、果物を潰してアルコールに混ぜるカクテルの総称です。ですので、トマトでもオレンジでもなんでも行けますが、ここでは予想外の美味しさが出るトマトでチャレンジします。<材料>日本酒フレッシュトマトシュガーシロップ<作り方>1.グラスにトマトを1/4入れて潰す2.クラッシュアイスと日本を入れてよくステアする3.お好みでシュガーシロップを(上限はティースプーン1杯まで), サムライはオーセンティックバーでも出してくれる日本酒カクテルです。それを自宅でも作ってみましょう。<材料> 日本酒ライムジュース<作り方>1.グラスに氷をいっぱい入れ、日本酒を半分以上注ぐ。2.残りの分にライムジュースを注ぐ。量は好みで。3.ステアする, ハイボールは今巷で飲みやすさからブームになっていますが、日本酒でも飲みやすいハイボールが作れます<材料>日本酒ジンジャーエールレモン<作り方>1.レモンの皮をむいてグラスの縁に刺す。2.氷をたっぷり入れて、日本酒を半分以上注ぎ、残りをジンジャーエールで満たし、ステアする。, ビールベースのトマトカクテルをレッド・アイと言いますが、その日本酒版でレッド・サンです。<材料>日本酒トマトジュース<作り方>1.グラスに氷をいっぱい入れて、日本酒を半分まで注ぐ2.トマトジュースで残りを満たし、ステアする, ヨーグルトベースの美肌にもよい女性向けカクテルです。マッコルリのような酸っぱさがあるので、かなり飲みやすいです。<材料>日本酒ヨーグルトレモンスライス<作り方>1.氷は使わず冷凍庫などで冷やしておいた日本酒をグラスに入れる2.そこへ加糖のヨーグルトドリンクまたはヨーグルトを入れる。分量は日本酒4に対してヨーグルト63.軽くステアし、レモンスライスを入れる, ちょっとブルーキュラソーは普通の家では常備していないかもしれませんが、色がとても爽やかでいかにもカクテルらしいので紹介します。ブルーキュラソーはお酒の量販店にも小さい瓶が売っていますので、これを機にそろえてみてはいかがでしょうか?<材料>日本酒ブルーキュラソーレモンジュースレモンスライス<作り方>1.氷は入れずに、冷えた日本酒4、ブルーキュラソー1、レモンジュース0.5の割合で入れ、ステアする2.レモンスライスをトッピングする, 若いころ、簡単に飲めて口当たりの良いカクテルとしてコークハイが流行りませんでしたか?その日本酒版です。<材料>日本酒コーラ<作り方>1.グラスに氷をいっぱいに入れ、日本酒を半分くらいまで注ぐ2.残りにコーラを注ぐ軽くステアしてお好みでレモンを飾る, いかがでしたか?カクテルというと分量をしっかり量らないと、とか、シェイクするのにはそれなりに技術が、とか、道具も揃えなきゃ、などの心理的なハードルが浮かびますが、読んでいただいたように、ほとんどどの材料も自宅に普段からあるもので、作り方もシェイクではなくステアと非常に簡単です。それでいて普段飲んでいる日本酒とはまた一味違ったテイストを味わえて、新たな日本酒の美味しさを発見できるかもしれないのですから、1度お休みの日の夕方くらいから試してみてはいかがでしょうか。自宅が、一気におしゃれな日本酒バーになるかもしれません。, 【自宅ダンベル筋トレメニュー完全版】初心者でもジムなみに効果がある一週間のメニューの組み方. 用意するのは上で書いた. 濾過ろか10. サムライ・ロックのレシピや作り方は? サムライ・ロックという名前からして . 日本酒の種類は20000種類あると言われています。酒税法上では「米、米麹、水を原料として発酵させてこしたもの」という日本酒の作り方が定義されていますが、この少ない原材料でどうやって20000種類の味が生まれるのでしょう。 あるお店では、奥の冷蔵庫からカップ酒を取り出し(このときまだ日本酒は液体)、 店員さんが「パンッ」とカップを叩くと、あら不思議。シャーベット状の日本酒に早変わり、といったパフォーマンスを見せてくれます。なぜ叩いただけで日本酒が凍るのでしょうか。みぞれ酒はエンターテインメント性も高い、おもしろいお酒なんですね。, それは過冷却したお酒にわずかな衝撃が加わると、その衝撃をきっかけにしたお酒の分子が次々に結びついて結晶化するためです。結晶化し始めたお酒は、グラスの中で一瞬にして凍り、まるでシャーベットのような状態になるのです。シャリシャリとやわらかく凍るので、口に含むとすぐに溶け、氷というよりも飲み物として楽しむことができるんです。, シャーベット状のみぞれ酒はそのままでもおいしいのですが、ひと手間加えれば、おしゃれなデザートとしても楽しめます。, みぞれ酒にレモンを絞り、上にレモンスライスをのせれば、より一層さわやかさが増します。日本酒のすっきりしたうまさを、ほのかにレモンの酸味が包み込み、グッと飲みやすくなります。ほかにもみかん汁を搾ったり、ライムやシークワーサージュースを2~3滴ほどたらしても、スッキリとした風味が引き立ちます。. サムライの作り方; サムライに合 … 浸漬しんせき4. これらの工程が主な日本酒の製造過程です。では、次に日本酒の作り方について詳しく見ていきましょう。 日本酒の作り方その1「精米」 出典:写真ac.


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