また、麻黄湯 3包 毎食前 7日分 ・排尿障害などの泌尿器症状, また、他の漢方薬を併用しているときは、甘草という生薬に注意が必要です。甘草は麻黄湯にも含まれていますが、摂取し過ぎると偽アルドステロン症という重い副作用が出やすくなります。. 家庭のお茶、板藍根 板藍根・アブラナ科の植物ホソバタイセイの根を細かく顆粒状にして溶かしやすくした製品が「板藍茶」です。 ... ただ、それでも飲んでおけばOK!というわけでなく「手洗い・うがい」そして、しっかりよく寝る。こうした健康管理が大切だと思っています。受験生の皆様、頑張ってください。, 麻黄湯について書きましたが、同じような時期に使う処方でも、葛根湯、柴葛解肌湯、小柴胡湯、柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯と色々とあります。状況が違えば全く効果が無いとはいいませんが、うまく使っていきたいモノです。, *1 ツムラ漢方スクエア←医療関係者向けのサイトです 感冒、インフルエンザ(初期のもの)、関節リウマチ、喘息、乳児の鼻閉塞、哺乳困難, 用法及び用量 胃腸も休ませてあげましょう。 ・著しく胃腸の虚弱な方, ただし、麻黄にはエフェドリンという成分が入っており、心臓に負担をかけやすい薬なので、高齢者が服用する際は注意が必要です。狭心症、心筋梗塞などの循環器系の病気の方、または過去にそうした病歴のある方は医師や薬剤師に相談しましょう。, 麻黄湯の成分と同じ麻黄や甘草の入っている漢方薬には注意が必要です。麻黄や甘草を摂り過ぎると副作用が出やすくなるため、漢方薬を飲み合わせるときは医師や薬剤師に相談しましょう。, また、甲状腺の薬であるチラージン、チロナミンと飲み合わせると、不眠や頻脈、動悸などの原因となるおそれがあるので注意が必要です。, 他にも飲み合わせに注意が必要な薬がいくつかあります。日頃から飲んでいる薬があったり慢性疾患がある場合は必ず医師や薬剤師に申告しましょう。, 麻黄湯は比較的に副作用が少ない薬ではありますが、まったく副作用がないというわけではありません。医療用医薬品である「ツムラ麻黄湯エキス顆粒」では、まれですが以下のような副作用も報告されています。, ・発疹、発赤、かゆみなどの過敏症状
Tweet ・頭痛がある
インフルエンザが流行っていますね。 2歳から使用できる人気のツムラの麻黄湯。1日2回の使用で良いのが特徴です。お試しに便利な4日分です。医療用の麻黄湯よりも生薬の配合量は少なくなっています。 麻黄湯は身体を温めて発汗を促します。 だから身体を温める必要がある。 エキス細粒(粉薬)なら熱湯に溶いてフーフーしながら飲むのが一番効果的です。 また、麻黄湯 3包 毎食前 7日分 本来ならこんな飲み方はしません。 一週間も経てば身体の状態も、病気の進行状態も全然違いますからね。 寒気がして、汗をかいていなくて、節々の痛み(体痛)がある場合に使います。 インフルエンザに麻黄湯って使われるの? 発熱・悪寒・のどの痛みが辛い 冬に大流行する『インフルエンザ』(>ω<。) 現在、「タミフル・イナビル・リレンザ」などの抗ウイルス薬を病院で処方される事が多くなりました。二年前、私も 麻黄湯のインフルエンザへの効能は以前から承認されており、健康保険で使える。 鍋島部長は「正確な効果の比較には大規模で厳密な研究が必要だが、タミフルは異常行動などへの懸念から10歳代への使用が原則中止されていることもあり、漢方薬という選択肢の存在は大きい」と話している。 この症状のことです。 ・むくみ
以下の 2つ の インフルエンザへの効果 を調べた最近の研究結果があります。 漢方薬 の 麻黄湯(まおうとう) 西洋薬 の 抗ウイルス薬「オセルタミビル」 その結果は… 両者の解熱と全身症状の消失までの 時間に差は無かった と報告されています。 適したタイミング、飲み方があります。 Copyright © 2006-2020 Kotani Pharmacy. PMID:21844547, 漢方を専門に学ぶ薬剤師。大学卒業後、東京・高知の漢方薬局にて漢方を研鑽。漢方薬局の二代目として大阪に戻る。このサイトでは、身近な漢方であるようにと「分かりやすい言葉」で説明するように心がけています。, 「麻黄湯(まおうとう)」を使うと、抗ウイルス薬のタミフルと同じ程度の症状軽減効果があるという研究結果, 書物には「ぞくぞくっとして、やや発熱(それほどひどくない)、節々が痛み、汗がほとんど出ていない」こういった風邪の初期に効果, 悪心(胸がムカムカする)・動悸などを聞くこともありますが、それ以外はほとんどありません。, 眠くなる市販薬だけで我慢していませんか?朝にずるずると出てくる鼻水には漢方がよく効く。, インフルエンザ検査は、ウイルスの量が増える感染後24時間程度で検出可能(超早期の場合は服用できない), タミフルなどはウイルスの増殖を抑える処方のため、発症後48時間以内なら投与の効果は大きいが、それ以降では効果は落ちる. インフルエンザといえば、今やタミフルやリレンザが有名ですが、最近では、病院でも漢方の麻黄湯を処方する場合があります。 ここでは、 麻黄湯はタミフルやリレンザ並の効果が期待できるの? 麻黄湯の正しい飲み方はどうすればいいの? ちょっと気になる麻黄湯の副作用はあるの? 毎食前に限らず1時間とか2時間おきに服用する方が効果的です。 市販の麻黄湯も1日3回ほど. ・食欲不振、胃部不快感、吐き気、嘔吐などの消化器症状
となっています。麻黄湯は熱の症状が出た初期に、飲むと効果が高いとされています。 All Rights Reserved. ・尿が出にくい、または尿が出ない方
その時に麻黄湯が手元にあったら、 こういった症状が揃った時に という訳ではありません。 エキス細粒(粉薬)なら熱湯に溶いてフーフーしながら飲むのが一番効果的です。 麻黄湯(まおうとう)はインフルエンザに効く?麻黄湯の効果と副作用は?子供にも使える?, 麻黄湯はインフルエンザのときに処方されることもある漢方薬です。麻黄湯のインフルエンザへの効果、予防効果の有無、副作用、使用上の注意点、飲みやすくする方法など現役薬剤師が詳しく解説します。麻黄湯の子供への効果にも触れます。, 風邪薬として古くから使われている漢方薬・麻黄湯(まおうとう)。 最近では、インフルエンザの患者にも病院で処方されていることをご存知でしょうか。, 抗インフルエンザ薬は小児への副作用が多いとされているのに対して、副作用が少ない漢方薬として麻黄湯が注目されているのです。, またタミフルなどに比べると安価であり、健康保険適用の対象になるケースがあります。最近では市販されているものもあり、通販などで手軽に入手することも可能です。, この記事では麻黄湯の効果や効能について、また、インフルエンザとの関係を詳しく解説します。, 病院で処方される「ツムラ麻黄湯エキス顆粒」は、効能効果に「インフルエンザ(初期のもの)」と明記されており、インフルエンザへの効果が認められています。最近の研究により、汗を出して熱を下げる効果と体の防御機能を高めることで、インフルエンザウイルスに抵抗する効果があることがわかってきました。, 実際に、病院でもインフルエンザに麻黄湯が処方されるケースもあります。また、「クラシエ麻黄湯エキス細粒」などの他のメーカーの麻黄湯にはインフルエンザへの効果は記載されていませんが、成分は同等のものであり同様の効果が期待できます。そのため、医師によってはツムラ以外の麻黄湯を使用することもあります。, また、医師によっては葛根湯など麻黄湯以外の漢方薬を処方する場合もあります。漢方薬は体質や症状に合わせて処方されるため、医師の指示に従い用法用量を守って使用しましょう。, 葛根湯は麻黄湯にも配合されている生薬、麻黄・桂皮・甘草に加え、胃腸障害などに用いる生薬、葛根・大棗・芍薬・生姜が配合されています。, 小児インフルエンザ患者を対象にした国内の研究では、麻黄湯は抗インフルエンザ薬のタミフルと同程度の効果が期待できる報告が上がっています。2008年〜2009年のシーズンに行われた福島県立南会津病院の調査でも、麻黄湯が小児のインフルエンザに対して有効だという結果が出ました。, また、15歳未満の小児で、抗インフルエンザ薬と麻黄湯のどちらか一方を使った場合、麻黄湯の方が追加の治療を必要とした割合が少ないという結果が出ました。, 最近では、麻黄湯が配合された子供用の市販薬も販売されてますので、チェックしてみてください。, 抗インフルエンザ薬のタミフルにはインフルエンザの予防効果が認められています。しかし、麻黄湯にインフルエンザの予防効果があるかどうかについては今のところ有力な情報はありません。麻黄湯はインフルエンザの初期には大変優秀な漢方薬ですが、基本的には予防で使われることはありません。, 市販の麻黄湯は病院で処方される麻黄湯よりも生薬の配合量が少ない場合があります。インフルエンザで市販薬を使うときは、あくまで対症療法であると考えた方が良いでしょう。, 早期治療のためには病院で検査を受けて抗インフルエンザ薬や医療用の麻黄湯を処方してもらうことが大切です。, しかし夜間や休日で病院が閉まっているなど、どうしても病院に行けないときのつらい症状には市販薬を活用してください。また、インフルエンザかどうかはわからないけれど、病院に行くまでの風邪薬が欲しいという方にもお勧めです。, 漢方薬とは、木や草からとった生薬を2種類以上組み合わせたものをさします。複数の生薬をかけ合わせることで、それぞれの効果を高めるなどして使われます。, 麻黄湯は「傷寒論」という伝統中国医学の本でも紹介されている古くからある漢方薬です。, 麻黄湯に含まれるのは、麻黄(まおう)、桂皮(けいひ)、杏仁(きょうにん)、甘草(かんぞう)の4つの生薬です。, 麻黄には、身体を温め発汗をうながす作用があり、利尿作用とあわせて熱を早く下げる作用があります。また、咳を鎮めて呼吸を楽にしたり、関節の痛みを和らげる作用もあります。, 桂皮も発汗や解熱、痛みを鎮める作用があり、麻黄と組み合わせることで、特に発汗に作用します。杏仁は咳や痰を、甘草は痰を除いたり炎症を鎮める作用があり、麻黄の組み合わせにより、特に咳を和らげます。, 麻黄湯に使われている成分は、インフルエンザに使用されるだけでなく、風邪のひきはじめにもよく用いられます。, 麻黄湯をはじめ、漢方薬には向いている症状、向いていない症状があります。特に発汗作用が強力なので、体力を消耗している方やすでに発汗がある方には向きません。, ・風邪のひきはじめ
前橋市内の学校でも学級閉鎖になったクラスがあると度々耳にしました。 場合によっては1回服用しただけで劇的な効果が出ることもあります。 ここで服用してしまうと逆に発汗過多になって身体に負担がかかります。, 麻黄湯は身体を温めて発汗を促します。 だからインフルエンザに麻黄湯が使われるんです。, 寒気・汗かいていない・節々の痛み 悪寒、無汗、背筋の強張りなら葛根湯。 早めのパブ○ン 2016年01月13日 05:00 「インフルエンザに麻黄湯」は体質や飲む時期によって逆効果の可能性も。 - 山浦卓 薬剤師・医学博士 . 邪が入っていないのに服用したら汗を出すだけです。 風邪やインフルエンザなどの急性症状に対しては効果はすぐに出ます。 麻黄湯を飲む回数ですが、処方された場合医師に指示された回数で飲むのが、理想的です。だいたい1日3回ほどになっています。また. 時間が経過して汗が出てくるようになったらもう麻黄湯を服用するタイミングではないです。 インフルエンザだとしても、麻黄湯を服用するのに インフルエンザに麻黄湯!といわれますが、麻黄湯は風邪全般に使える基本的な漢方処方です。漢方って即効性が無いんじゃ?!と思われがちですが、しっかりとよく効きますよ。, 体力充実して、かぜのひきはじめで、さむけがして発熱、頭痛があり、せきが出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの次の諸症:感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまり, 特に、風邪の引き始めというのが大切です。感覚的には「おかしいな?!」と思って1時間以内ならスッと治る気がします。寒気と発熱は逆のように見えますが、寒気>発熱の場合です。寒気が無い場合は別の処方になりますよ。, 漢方の書籍では「桂枝」と書かれていますが日本の製品では「桂皮」を使っています。すごく効果が違うのか!といわれると、数日使う分には大丈夫です。それほど違いはありませんよ。, 漢方では麻黄湯の効果を「辛温解表(しんおんげひょう)・止咳平喘(しがいへいぜん)」といいます。風寒の邪気(寒邪)が体表部から侵入するのをグイッと追い出す漢方薬です。, 体は寒邪に対抗するために、汗腺を閉め、筋肉を緊張させ、体温を上昇させようとします。なのでゾクゾクとして(悪寒)、汗は出ないが発熱(微熱)があり、頭痛があったり首のあたりが痛くなったり。鼻水、咳も起こります。, 普通の風邪であってもインフルエンザであっても、初期ならばまず麻黄湯や葛根湯などで大丈夫です。, 病院ではインフルエンザに「タミフル・イナビル・リレンザ・ゾフルーザ」などの抗ウイルス薬も処方されるようになりました。, 自然に治癒できる通常の風邪やインフルエンザに、抗ウイルス薬をこんなにバンバン使っていいのか。自分の抵抗力で治す方がいいのではないか、風邪の時ぐらいゆっくり寝ていてはどうか、という話もあります。, またそういった流れから漢方を見直す動き、インフルエンザに関連して、漢方の麻黄湯が有効との記事も繰り返し書かれています。, インフルエンザの治療に漢方製剤の「麻黄湯(まおうとう)」を使うと、抗ウイルス薬のタミフルと同じ程度の症状軽減効果があるという研究結果を、福岡大病院の鍋島茂樹・総合診療部長らが明らかにした。 この2つの処方を使い分けるポイントは「体痛」 でもそれには飲むタイミングと飲み方が大切です。 頭痛がして、熱が出て、身体が疼いて、腰痛がして、寒気があって、
インフルエンザ=麻黄湯 発汗を促しながら邪を体外に追い出すための漢方処方です。 なので冬休み中もインフルエンザには十分気を付けたいものです。, インフルエンザで良く使われる漢方の一つ『麻黄湯』 ここをちゃんと押さえておけばホントによく効きます。 本来ならこんな飲み方はしません。 しかし、発熱は体力を奪いますので、何日も麻黄湯を飲むと余計に体力が奪われます。 なので、使うとすれば、せいぜい、インフルエンザ3日目までで、ほぼ最初の1日、2日で次の漢方薬をどれにするかを考える必要があります。 なぜならば風邪薬は症状を抑える薬であって、 *2 【論文1】Wang C, et al:Oseltamivir compared with the Chinese traditional therapy maxingshigan-yinqiaosan in the treatment of H1N1 influenza: a randomized trial.Ann Intern Med.2011;155:217-25. これが揃っている時に服用します。 「漢方で改善できる症状を確実に良くしていく」をモットーに子宝・婦人病・気象病を中心に漢方カウンセリングをしています。オーダーメイドの煎じ漢方もやっています。薬剤師。ラグビー・筋トレ・甘いもの好き。. インフルエンザにかかると、強い寒気に襲われて、高い熱が出て、関節痛が起こりますよね。 これに限ります。, 大切なのは栄養ではなく休息です。 風邪を引いたら少しでも早く寝る。 ・体の弱い方
風邪薬を早めに飲んだって風邪は早くは治りません。 余計にインフルエンザにかかりやすくなります。, くしゃみ3回○○3錠 ・低カリウム血症(脱力感、痙攣(痙攣)、麻痺など)
A、インフルエンザにかかって48時間以内に服用を開始すること B、5日間飲むように の2つの大きなポイントがあります。理由を考えたことはありますか? A、48時間以内というのは、上記通り、1日後にはウイルスは100万個に増えています。 もう冬休み中ですが、年末年始で帰省したり、 どちらも寒気があって汗をかいていない時に服用します。 新型インフルエンザへの効果は未確認だが、タミフルの効かない耐性ウイルスも増える中、注目を集めそうだ。, 新型インフルエンザに対する効果ではありませんが、2005年に小児のインフルエンザにおける、タミフルとの比較をしている記事があります。 *1 結論としては、, 治療開始から解熱までの時間を見てみると、オセルタミビル投与群では平均31.9時間、麻黄湯・オセルタミビル併用群では平均21.9時間、麻黄湯単独群では17.7時間で解熱効果が得られた, と、麻黄湯の有用性が確認されています。(もちろん、タミフルと麻黄湯は作用が違います), (前略)インフルエンザ感染症に対する漢方薬の有効性を検討した比較的規模の大きい研究は2011年に報告されている。筆者の知る限り、インフルエンザ感染症に対する漢方薬の有効性を検討した質の高いエビデンスはこの【論文1】*2のみである。(後略)インフルエンザに対する漢方薬の効果は?青島周一の「医療・健康情報を読み解く」, こちらは医療者向けの会員サイト日経DIで青島先生が論文記事を紹介しています。(会員サイトなので)具体的な引用は避けますが、解熱までの時間の中央値は、「治療無し(26時間)>タミフル(20時間)>麻杏甘石湯+銀翹散(16時間)>麻杏甘石湯+銀翹散+タミフル(15時間)」という結果・・・だったようです。, 純粋に漢方薬が見直されていることは、うれしい話です。ただ注意していただきたいのが「麻黄湯はタミフルの代替品!(麻黄湯を飲んどけば治る!)」というモノでもありません。, 麻黄湯について説明します。麻黄湯は昔の漢方の書物、傷寒論しょうかんろんに紹介されている漢方薬で、麻黄、桂枝、杏仁、甘草の4種類の生薬が組み合わされた処方です。, 書物には「ぞくぞくっとして、やや発熱(それほどひどくない)、節々が痛み、汗がほとんど出ていない」こういった風邪の初期に効果があると書かれています。, 「漢方的な」、とおかしな枕詞をつけました。症状や体質に応じて服用するのが漢方薬の特徴ですので、インフルエンザと限定せずに、すべての風邪や症状に使うことが出来ます。時期によって麻黄湯が効果がある場合もありますし、別の処方がよい場合もあります。, 例えば、風邪で発熱している中期や汗が出ている時期、また気血を消耗している状態(重篤な病気にかかっているなど)の時には使用しません。, 風邪の予兆を感じたとき。例えば「悪寒」を感じたときすぐには「麻黄湯」が良く効きます。このあたりこそが漢方の真価です。1日経ってしまって高熱がでた、ボーッとしてきた、+周りでインフルエンザが流行っている、こんなときは病院を受診してタミフルやリレンザもいいかもしれません。普通の風邪で体力があるなら寝るのが一番です。, 大人は1回1包、1日3回、1日で7.5g(ツムラの医療用の場合)です。空腹時がベストですが、風邪かな、と思ったその時は空腹を待たずに急いで服用するほうがいいでしょう。時折、小児にはどの程度服用させればいいのか?というお問い合わせを頂きますが、一般的に、漢方では西洋薬ほど小児量がきっちり決まっていません。漢方薬は病状によって加減すること、生薬同士の相乗効果で薬効を発揮するので一定の濃度以上が必要、個体差が大きい、など理由があります。, ※大人量を1として換算(上記麻黄湯は医療用ツムラのエキスの場合です。10~15歳まで2/3、 5~10歳まで1/3、 1~5歳まで1/4~1/5という文献もあります。小児の服用につきましての詳細は、医師または薬剤師にお尋ねください。, 麻黄湯はタイミングが重要です。ゾクゾクとしたときに服用しましょう。発汗を促す処方ですから、すでに発汗している場合は別の処方です。空腹時がベストですが、おなかがすくのを待つよりも、おかしいなと思ったときに服用することをお勧めしています。, 服用時は温かいお湯(80~100cc程度)に溶かして、もしくはお湯と一緒に服用します。体を温める処方ですから。冷たい水で服用しては・・・効果に良くないですよね。, 麻黄湯は効果の早い処方です。服用してみて汗が出ない、温かくならない、悪寒がとれない、ならば。服用量が足りなかったか、処方が違ったか(時期が遅かった)、暖かさが不足していた(お風呂に入る、熱いうどんを食べるなどで暖まりきらなかった)に違いありません。, 風邪の邪気は数日で変化しますので、麻黄湯を使う日数はせいぜい3日程度です。それ以降は症状が変わっていたり、別の処方にしたりとコロコロと変わります。, ドラッグストアで麻黄湯の一本飲みきりタイプ、ドリンクが販売されています。確かにすぐに服用できて便利ではあるのですが・・・。どうしても冷たいですし、腐らないように添加物も多い。できれば、粉を溶かすことをお勧めしています。, 麻黄湯の副作用として、悪心(胸がムカムカする)・動悸などを聞くこともありますが、それ以外はほとんどありません。血圧が高いなどで動悸のしやすい方は別の処方が無難です。, ご高齢者に麻黄湯を服用させて汗が止まらない、という問合せがありました。ドラッグストアで麻黄湯を買ってきて飲ませたらしいです。当薬局の場合はですが、高齢者には桂枝湯などの別の処方に変更します。すでに発熱をしている・発汗している場合は、麻黄湯よりも涼解楽や天津感冒片といった「風熱」の処方を使いましょう。, 身体に違和感を感じるのは「夜間」が多くありませんか?そのおかしいと思ったときが服用のタイミングです。常備薬とすることをお勧めしています。, 風邪で病院を受診すると「解熱薬ですよ」といってカロナール(アセトアミノフェン)が処方されることがあります。カロナールに発熱の予防という意味はありません。発熱している段階でカロナールを使うのは有効です。麻黄湯と併用してもいいですよ。, ただし、私は「ある程度体温を上げて発汗を促す」ことが必要と考えていますので「発熱でほんとうにしんどいときに、カロナールなどの解熱薬を服用してくださいね」とお伝えしています。, 私の体験談です。家族が久しぶりに風邪を引きまして。友達から風邪かインフルエンザかを貰ってきたらしいです。これは私もちょっとまずいな・・・と慌ててマスクをしたのですが。, 数日後、急に背筋に悪寒が走りました。「あっ、これは来た・・・」服を着ていても寒いです、あと妙に尿が近くなる。1時間に1回トイレに走りますと、清澄な尿がジャァーッと出ます。漢方ではこれを表寒実、風邪の起こり始めと考えます。葛湯を飲んでも寒さは治らない。熱を測ると37.5度でした。, こんなときにどんな漢方薬を服用したのか、といいますと「麻黄湯+○○○+板藍茶」、風邪のウイルスに対抗して発散する処方です。さらに、みどりのどん兵衛を買って熱湯をかけて食べました。夜半にさらに葛根湯+地竜エキス末+板藍茶を投入。生姜湯も併せて服用です。, 翌日の午前中は少しだるかったですが、午後からは寒さも消えて楽になりました。その後は「△△△△△△+柴胡桂枝湯」をしばらく服用して終了です。このように、漢方では初期のうちに治すことができる、これが利点です。常備薬として小分けもしております、ご相談下さい。, 40代のママさんから、こんな質問をいただきました。大学受験の息子に飲ませてみたい、とのことです。受験生は冬が本番ですから、麻黄湯で予防できるなら・・・という気持ちも分かりますが、麻黄湯は予防薬にはなりません。, もし麻黄湯で予防できた、というならば、きっとそのときはゾクゾクと風邪の引き始めだったのでしょう。漫然と飲むのはお勧めしません。, 当薬局の場合ですが、予防方法としては、板藍茶・板藍のど飴などをお勧めしています。twitterなどで人気らしく、買いに来ていただける方も増えました。. 寒気の強弱なんで主観的なものなので、強弱なんて判断できません。 Copyright © 2008 まごころ漢方薬店. 是非飲むタイミングと飲み方を気にして服用してくださいね。 無理に食べると回復よりも消化にエネルギーを使い、 麻黄湯は普通の風邪だけでなく、インフルエンザでも効果が認められたという報告がなされています。過大評価されているようには感じますが、適切に使えば有効な漢方薬であるといえます。麻黄湯は、感染症の初期に飲むと効果があります。 だから身体を温める必要がある。 悪寒、発熱、頭痛、腰痛、自然に汗の出ないものの次の諸症: 結果として身体が休まりません。 大切なことなのでもう一度。 こんな感じの意味です。 健康な人が汗をかきすぎたら体力を消耗します。 すごく良い漢方処方ですが、 ・体力の衰えている方
手洗い、うがいは忘れずに。, 上毛電鉄「中央前橋駅」から徒歩1分にある小谷薬局の4代目です。
麻黄湯は身体を温めて発汗を促します。 だから身体を温める必要がある。 エキス細粒(粉薬)なら熱湯に溶いてフーフーしながら飲むのが一番効果的です。 また、麻黄湯 3包 毎食前 7日分 本来ならこんな飲み方はしません。 The following two tabs change content below. ちゃんと使えればすぐに効果が出ますよ。 ・血圧上昇
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 麻黄湯の効果は発汗を促して体内の熱を発散させるものですが、そのほかにも炎症を抑える作用とウイルスの増殖を抑える作用が研究により判明しています。, 通常であればウイルスに感染した細胞は自己消化機能によって排除されていきますが、インフルエンザウイルスはこの自己消化機能を阻害することが知られています。さらにその細胞を排除するため、体内では炎症反応を起こして様々な物質が放出されています。, 麻黄湯はそこに作用することにより自己消化機能の回復が得られ、炎症物質の過剰な分泌が抑えられることで、抗ウイルス作用が発揮されると考えられています。, 効能又は効果 免疫力が下がります。 麻黄湯の服用タイミングで一気に汗が出るまで服用する。 悪寒、無汗、体痛が揃っているなら麻黄湯。 胃腸が休まりません。 節々の痛み、関節痛のことです。 ・身体の節々が痛む, ・発汗が著しい方
麻黄湯でインフルエンザを治すためには、麻黄湯に適した体質と症状であることが大切ですが、その他に、麻黄湯を飲むタイミングもかなり重要なポイントになります。飲むタイミングがバッチリ合えば、翌日にはケロっと治ってしまう場合もあります。 麻黄湯は体内に入り込んできた邪を汗と共に外に追い出します。 ・体重増加 etc... 麻黄湯は妊娠中の方でも問題なく使えるといわれていますが、長期間の服用は避けるなどの注意は必要です。, 麻黄湯の主成分である「麻黄」には交感神経を刺激する作用があります。高血圧や心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害の方が使用すると症状が悪化することがあるので注意が必要です。使用する際はまず主治医や薬剤師に相談しましょう。, 2歳から使用できる人気のツムラの麻黄湯。1日2回の使用で良いのが特徴です。お試しに便利な4日分です。医療用の麻黄湯よりも生薬の配合量は少なくなっています。, 2歳以上から使用できるクラシエの麻黄湯。1日の麻黄湯の成分量は「ツムラ漢方麻黄湯エキス顆粒」よりも多めに配合されていますが、医療用よりは少なくなっています。, 手軽に飲めるのが嬉しいツムラの麻黄湯のドリンクタイプです。麻黄湯の成分が医療用と同量配合されています。15歳以上から使用可能で、15歳未満の子供は使用できません。, インフルエンザの初期治療に期待ができる麻黄湯ですが、実際飲んでみるとかなりの苦みがあります。特に子供には飲みづらいと感じられるかもしれません。, 苦くて飲めないときには、チョコ味のアイスやヨーグルトに包み込むと、苦みがほとんど感じられなくなります。, ほかにも、カルピスに混ぜたり、市販のお薬用ゼリーを使うのもひとつの方法です。ただし、味覚はそれぞれなので、子供に合った方法を探しましょう。, 生姜湯に混ぜると、身体を温める効果が高まります。また、甘すぎず苦すぎず、大人にはちょうどいい味になります。, 薬を混ぜたり、薬を口の中に含んだ後に水の代わりに飲んで使用します。粉薬などの味が苦手な子供だけでなく、大人にもお勧めです。, 離乳中期から使用できる子供用。薬を包むようにして使用します。子供の苦手な味やニオイをしっかりマスキングします。, 麻黄湯は、インフルエンザによく使用されますが、漢方薬は体質によって効果の出方に個人差があります。, 漢方薬局では、葛根湯や板藍根など、ほかの漢方薬が勧められる場合もあります。処方される漢方薬については薬剤師の判断に任せましょう。, ◯掲載している医薬品の添付文書情報は、セルフメディケーション・データベースセンターから提供されたものです。, ◯適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(TEL:03-3506-9541)にご相談ください。, ◯より詳細な情報を望まれる場合は、購入された薬局・薬店の薬剤師におたずねください。, ◯当サービスによって生じた損害について、株式会社ミナカラ及び、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。, 掲載している各種情報は、株式会社ミナカラが調査した情報をもとにしています。出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。, 掲載されている医療機関へ受診を希望される場合は、事前に必ず該当の医療機関に直接ご確認ください。, 当サービスによって生じた損害について、株式会社ミナカラではその賠償の責任を一切負わないものとします。情報に誤りがある場合には、お手数ですが株式会社ミナカラまでご連絡をいただけますようお願いいたします。. 麻黄湯は強い寒気、葛根湯の方が弱い寒気 胃腸が疲れれば免疫力も下がります。 こんな使い分けをします。, なりません。 ここに出てくる全部の症状が当てはまらなくても、 予防にはなりません。 しかし、発熱は体力を奪いますので、何日も麻黄湯を飲むと余計に体力が奪われます。 なので、使うとすれば、せいぜい、インフルエンザ3日目までで、ほぼ最初の1日、2日で次の漢方薬をどれにするかを考える必要があります。 出かけたりと何かと不特定多数の人に接触する機会も多くなります。 スポンサーリンク
インフルエンザ予防に漢方・麻黄湯! 皆さんはインフルエンザや風邪の初期症状に有効な漢方・『麻黄湯』というモノを知っていますか?冬インフルエンザが流行する時期には注目を集めている様です。 症状が軽い状態で服用しても負担にしかなりません。 これらにも同じ事が言えます。 麻黄湯の効能効果を添付文書で見てみましょう。 特に、風邪の引き始めというのが大切です。感覚的には「おかしいな?!」と思って1時間以内ならスッと治る気がします。寒気と発熱は逆のように見えますが、寒気>発熱の場合です。寒気が無い場合は別の処方になりますよ。 「太陽病、頭痛、発熱、身疼腰痛、骨節疼痛、悪風、無汗而喘者、麻黄湯主之」 また、生活リズムも変わるので、ついつい食べ過ぎちゃったり飲み過ぎちゃったり。 元旦からインフルエンザになってしまったという患者さんから相談の電話がかかってきました。, うちにすぐに相談に来たかったみたいですが、うちも正月休みだったので検査だけしてもらおうと先に病院に行ったらしいのです。, うちの患者さんは保険適応の漢方薬はド素人同然のマニュアル処方であること知っているし、以前の僕の話を覚えていてくれて、麻黄湯は使い方を間違えると副作用も強く、風邪が余計にこじれることを知っているので、当然、医者の漢方薬を飲む前に電話をくれた訳です。, はい、患者さんが覚えていた通り、インフルエンザが4日も経過して発熱の峠を過ぎてるタイミングで麻黄湯なんて飲むことはありません。, 医者は『インフルエンザ=麻黄湯』と西洋医学の薬のようにマニュアルで処方したと思うのですが、具体的に麻黄湯がどう効いてインフルエンザを治すと思ったのでしょう。, いくら、マニュアル処方だって言ったって、医者が処方するからには「なぜ効くのでしょうか?」と聞かれた時にその根拠が必要なわけです。医療の専門家ですから。, おそらく、医者の根拠は「漢方薬のメーカーから貰った資料やマニュアルにインフルエンザに効くと書いてあった」という『誰かの受け売り』が根拠なのかもしれません。, 麻黄湯にインフルエンザというのはツムラかどこなのか分からないですが、どこかの漢方薬の販売メーカーが決めた事です。, 漢方は西洋医学とは関係ないので、漢方の医学理論の中に、そもそもインフルエンザなんて病名は出てこないし、風邪とインフルエンザを違う病気と分けて考えません。, そもそも、風邪という病名に合わせて処方するのではなく「発熱、頭痛、鼻水、咳、喉痛」という状態に合わせる漢方薬が何種類かあるといった感じです。, 風邪によく使われる漢方薬:麻黄湯、葛根湯、桂枝湯、麻黄二桂枝一湯、桂枝二麻黄一湯、桂麻各半湯、人参湯、柴胡桂枝湯、香蘇散、半夏厚朴湯など, 細かくみていけば、もっと候補になる漢方薬はありますが、これらは風邪の状態の時に治してくれると考えられる処方です。, まさか、この中で「麻黄湯だけインフルエンザに使って、後は諸々の風邪に使うもの」なんて適当な分け方はしません。, まともに漢方を勉強していたら、インフルエンザから4日経って、麻黄湯を処方する時点で、この医者は漢方のことを理論的には何もわかっていないとわかります。, 漢方薬はこの目的を達成できるものを選ぶのですが、その人の体力や体質に合わせて漢方薬を選ぶ必要があります。, 麻黄湯は体力があって、抵抗力が高い状態の人に合うもので、漢方薬の構成が非常に単純です。, 平均的には8つくらいの生薬で構成されていることが多いので、4つが少なく強いことがわかります。, 漢方の場合、効果が強いというのは『体に変化を与える力が強い』ことになるので、誤った診断をした場合は、余計にひどくなります。, 食べられなくなったら、途端に風邪のウィルスの勢力が勝って、体の状態はひどくなっていきます。, 体力も消耗すると免疫など風邪のウィルスに対抗する力が失われるので、無駄に体力を消耗させてもいけません。, 漢方の風邪の治療原則:目的:汗やオシッコ、便からウィルスを追い出す。守らなければいけいない条件:胃腸を壊さないこと。体力を消耗しないこと。, こうやって書くと簡単にみえますが、風邪といっても詳しく診ていくと人それぞれ、食べられない状態だったり、体力がなかったりするので、その人の状況とタミングに合わせて漢方薬を選ぶ必要があります。, 麻黄湯の作用は温めて、体の表面の水の巡りを促し、気の上衝を鎮め、咳を鎮めることです。, ちなみに麻黄湯だけが、この作用ではなく葛根湯、桂枝湯、麻黄二桂枝一湯、桂枝二麻黄一湯、桂麻各半湯も似たような作用です。, では似ているから、この中のどれを使ってもいいのかというと、そんないい加減な使い方はしません。, しかし、これはインフルエンザだったら無条件に麻黄湯が良いというような単細胞な処方はしません。, インフルエンザの1日目、2日目であってもすでに高熱が出ている場合や体力がなくなっている場合は、麻黄湯を使うと、いたずらに高熱が続いて、より体力が奪われるだけなので、この場合は、漢方薬の強さランクを落として麻黄湯より下のランクの漢方薬を使います。, 麻黄湯を使うのは、インフルエンザ初期で熱が徐々に上がってきて、体力がまだ消耗していない状態で胃腸がやられていなくて、やたら関節が痛む場合です。, インフルエンザに麻黄湯の不思議成分が効くのではなく、初期には強い発表という作用が効果的な場合ば多いというだけです。, 麻黄湯は体が強い病気に対して抵抗を示している時は麻黄湯の作用が耐えられる状態です。, なので、使うとすれば、せいぜい、インフルエンザ3日目までで、ほぼ最初の1日、2日で次の漢方薬をどれにするかを考える必要があります。, となるとインフルエンザから4日経って、熱も下がっている人に麻黄湯なんて、こんな間の抜けた処方はありません。, この場合、初期の熱が気管支や肺に熱をこもらせ、その熱を発散させようとして咳が出ているので麻黄湯は合いません。, 風邪を漢方薬で治す場合は、その人の状態が今どのステージにいるのかの確認が重要です。, 麻黄湯はメーカーの営業が持ってきたやマニュアルや資料に『インフルエンザに麻黄湯って書いてあった』というようなあやふやな根拠で処方しません。, インフルエンザの場合は治すまでに3回は漢方薬を飲み変えていくと考えたほうがいいです。, 【引用先及び参考図書・Webサイト】◯ ツムラ医療用漢方製剤マニュアル◯ オースギ医療用漢方製剤マニュアル◯ 漢方方意辞典:緑書房◯ 類聚方広義解説:創元社◯ 勿誤薬室方函:創元社◯ 漢方診療医典:南山堂◯ 漢薬の臨床応用:神戸中医学研究会◯ 中医処方解説:神戸中医学研究会◯ 平成薬証論:メディカルユーコン◯ 近代漢方薬ハンドブックⅠ:薬局新聞社刊◯ 近代漢方薬ハンドブックⅡ:薬局新聞社刊◯ 近代漢方薬ハンドブックⅢ:薬局新聞社刊. ただ、発汗したらこまめな水分補給は忘れずに。, 漢方は効果が出るまでに時間がかかるというイメージを持たれている方も多いですが、 ãã®ä¼é¤ã§å¹ãé£ã°ãã¦ãã ããããããä¸çªã®æ²»ãè¿éã§ãã, Copyrights © 2019 æ¼¢æ¹è¬ã»æ¼¢æ¹è¬å±ãæ¢ãã¦ããæ¹ã«ãããããæ¼¢æ¹ã¿ãå ã, ã¤ã³ãã«ã¨ã³ã¶ã¨é¢¨éªã麻é»æ¹¯ã®ä½¿ç¨ä¾ã, æ°åã³ããã¦ã¤ã«ã¹ã«åãããçºç±ãåã®çã¿ã»å³ãåºãæã«å½¹ç«ã¤æ¼¢æ¹ã.
もし今シーズンにインフルエンザにかかってしまったら、 汗はかいていなくて、息苦しい人には麻黄湯。 通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。, 通常麻黄湯は「1回1包(2.5g)1日3回 毎食前(毎食間)」で処方されることが多いと思いますが、インフルエンザに対して使用する場合、初回のみ2包(5g)服用したり、2~3時間の間隔で服用するように指示されることがあります。, 以前当院に在籍していた医師が漢方に詳しく、毎年インフルエンザシーズンになると上記にように処方していたのを思い出します。, また抗インフルエンザ薬とは作用機序が異なるため、併用されるケースもあります。抗インフルエンザ薬について知りたい方は以下の記事もどうぞ。, 西洋薬はダメで漢方薬は良い。そんなのは迷信です。先程お話した通り、麻黄湯の主成分である麻黄にはエフェドリンという成分が含まれています。, このエフェドリンは発汗を促し、気管支の機能を補助して風の諸症状を改善させるのですが、末梢の血流を少なくしてしまう効果があります。, 妊婦が服用した場合、胎児に十分な血流が供給されない危険性があるために、産婦人科学会では使用してはいけないものと分類されています。, ただし、母体の危険性が上回る場合には使用を考慮します。もちろんその際は担当の医師ときちんと相談して服用するようにして下さい。長期間の使用は胎児への影響を考えて避けるべきですが、短期間であれば影響は少ないと考えられています。, 授乳婦も服用することが可能です。母乳中に移行したとしてもごく微量であり、赤ちゃんに対して悪影響が出る可能性は低いと考えられます。ただこちらも妊婦同様、担当の医師に確認した上で服用するようにして下さいね。, 漢方薬で風邪といえば葛根湯が有名ですが、麻黄湯もしっかりとした実績のある漢方薬です。, 近年の研究では、インフルエンザに対しても西洋薬と同等の効果を発揮すると考えられています。今回の記事で少しでも麻黄湯に関して理解が深まれば幸いです。, それでは麻黄湯については以上とさせて頂きます。最後まで読んで頂きありがとうございました。, 自己消化機能の回復が得られ、炎症物質の過剰な分泌が抑えられることで、抗ウイルス作用が発揮される. 通常麻黄湯は「1回1包(2.5g)1日3回 毎食前(毎食間)」で処方されることが多いと思いますが、インフルエンザに対して使用する場合、初回のみ2包(5g)服用したり、2~3時間の間隔で服用するように指示されることがあります。 身体の負担になってしまうこともあります。, 傷寒論という中国古典に記されている漢方処方です。 All Rights Reserved. 逆にタイミングや飲み方を間違えると効かないだけじゃなくて、 ・不眠、異常に汗をかく、頻脈、動悸、全身の脱力感、精神興奮などの自律神経系症状
とにかく発汗までもっていかなければ服用する意味がありません。, 麻黄湯も葛根湯も発汗を促して邪を追い出す漢方です。 こんな使い分けを言われることがありますが、 ・寒気をともなう発熱がある
インフルエンザの発症初期の症状です。 発熱、鼻水、咳、喉痛、頭痛などの症状が何から始まって、どんな感じの流れで今の状態になっているのか?. 季節の変わり目は体も不安定になりやすいものです。暑い夏から秋冬にかけての変化は特にそうで、風邪を引くことも多くなり、インフルエンザウイルスも流行を始めていきます。, その治療では西洋薬が一般的ですが、漢方薬にも治療を得意としているものがあります。その中の一つが麻黄湯です。今回は麻黄湯(マオウトウ)についてお話していきます。, 麻黄湯は4つの生薬から構成されており(詳しくは後述)、主薬は麻黄(マオウ)なります。麻黄湯はこれに由来します。, 麻黄湯は杏仁(キョウニン)、麻黄(マオウ)、桂皮(ケイヒ)、甘草(カンゾウ)が含まれる漢方薬。咳や鼻づまりなどの風邪の症状や節々の痛みに対して使用されています。, 基本的には体力があり、発熱しても汗をかいていない人(ここ重要!)に向けて処方されるお薬で、発汗を促すことによってその薬効を発揮していきます。使用する方を間違えると症状が悪化したり、副作用に悩まされる可能性があるため注意が必要です。, 麻黄湯はただの風邪のみならず、インフルエンザに対しても効果を発揮することが最近の研究によって判明しています(こちらについては後述します)。, 麻黄湯の文字にも含まれている「湯」というのは、その漢方薬の形を表しています。つまり、もともとはお茶のような液体状の薬だったわけです。液体だったものから抽出して、現在流通されている粉の形としています。, 薬の効果を最大限発揮させるには、当然もとの形に則した形が良いとされており、麻黄湯の場合には液体状に戻してあげることが推奨されています。発汗を促すための漢方薬であるため、お湯で飲むことが体にもプラスに働くことでしょう。, ただし、効果をきちんと発揮させるためには適したお湯の温度が必要です。だいたい40℃~60℃が適切な温度とされており、熱湯には入れないように注意しましょう。, 熱湯に入れてしまうと薬としての成分が揮発してしまう危険性があるからです。ぬるめのお湯に溶かしての服用が、薬の効果をより発揮するコツとなります。, また発汗作用を持つ麻黄湯には生姜湯を混ぜて飲むと効果的。味も飲みやすくなりますのでおすすめです。, 甘草が含まれているため、注意しなければいけないのはそれに由来する偽アルドステロン症やミオパチーです。これらは高血圧や低カリウム血症による筋力の低下などが主症状になります。, ただし、配合されている用量から考えれば、発生することはないとは言えませんが非常に少ないと言えるでしょう。他の漢方薬の併用により甘草の量が多くなっていなければ、心配しなくてもよいと言えます。, 次に気を付けていただきたいのが、麻黄による症状です。麻黄にはエフェドリンが含まれているため、交感神経が刺激されることにより不眠や頻脈などの症状が出ることがあります。心臓に疾患を抱えている方などには、特に注意していただきたい部分です。, ちなみにエフェドリンはドーピングの検査対象となっています。スポーツ選手は風邪やインフルエンザに罹患しても麻黄湯は飲まない方がいいでしょう。.
ただ、罹患しないにこしたことはないので、
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